友達に敬語を使うこと

私は現在勤め人ではないため、上司がいない。取引先はあるが、礼儀はあまり重要でない成果主義傾向の業種のため、メールや電話での対応もそこまで気にしたことがない。
以前は接客業だったため、一通りの敬語が使えないこともない。そういえば小学生の時は、親しい友人以外にはずっと敬語で話していたので慣れてはいるような気もする。しかし思えば、正しい敬語をきっちり習ったことはないので正しいかどうかはわからない。研修をきちんとしてもらえるような企業のビジネスピーポーだったことがないので自信はない。
このままだと一般社会への適応に対するコンプレックスの話に移行しそうなので、この辺で本題を書いておく。

友達や、比較的親しい知人なのに敬語で話してしまう相手がいる。知り合った瞬間からほぼタメ口で話してしまう相手もいる反面、何年も付き合いがあるのに敬語が抜けない相手もいる。後者は割合にして少なく、20人に1人いるかいないかくらい。
単純に、その相手を上に置く真理があるからなのだろうと思うが、なぜ上に置くのかがよくわからない。先方が私を下に見ているということもないだろう。年上かどうかは関係ないのは、年下の友人でもなかなか敬語がやめられない時があるのでわかっている。
ちなみに、こうやって書き出すからにはある程度の結論が出ていると思われるかもしれないが、実は全く出ていない。むしろYahoo知恵袋なんかで質問したい気分だ。めんどくさいのでYahoo知恵袋には書かないが。

相手に対するリスペクトなのか、へりくだる気持ちなのか。
対象の友人たちに共通しているのは、博学だったり独自の感性が強いと感じる相手ではある。しかし私の友人達は全体的にこの傾向が強いので、それだけではない気もする。
少なくとも、私が相手を上に置きたい気持ちは非常に強い。この心理をそのうち解明したい。自分でも知らないうちに対人態度を使い分けている事を不思議に思うこともあるし、そこに私にとっての先方とのパワーバランスやらヒエラルキー的な価値観が露骨に現れてるんじゃないかと思うと怖い。無意識の行動はなんでも怖い。

敬語を使う対象の友人知人と対峙する際、自分がものすごく後輩感のある態度をとっていることは知っている。そして質問が多くなるし相手を褒める回数も普段よりだいぶ多い。(ただ、元々人を褒めるタイプではある。)
ちなみに自分がこういった態度を取られるのはわりかし苦手なので、自分が苦手なら人にもすんなよとは思うんだよね。好きな人からやられると、嫌な気持ちにはならないが恐縮する。ついでに、好感持ってない相手にやられたら、搾取されている気分になって不快になる。
なんだこりゃ。一切まとまってないな。時間もないので、まあまたそのうち。